クロサワ ムツミ
KUROSAWA Mutsumi
黒澤 睦 所属 明治大学 法学部 職種 専任教授 |
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発表年月日 | 2022/05/21 |
発表テーマ | 刑事訴訟法の沿革と展開――市民・犯罪被害者と刑事司法との関わりの観点から |
会議名 | 日本法社会学会2022年度学術大会/ミニシンポジウム「国内・国際刑事法の沿革と展開――刑罰観の生成と法現象」 |
主催者 | 日本法社会学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
単独共同区分 | 単独 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 成蹊大学・オンライン(Zoom)併用 |
開催期間 | 2022/05/20~2022/05/22 |
発表者・共同発表者 | コーディネータ・司会:安藤泰子/報告:土ヶ内一貴=竹村仁美=安藤泰子=黒澤睦 |
概要 | 刑罰観の生成と法現象という大きな枠組みの中で我が国の刑事訴訟法の沿革を論じようとするとき、市民・犯罪被害者と刑事司法との関わりの程度や形態という観点からの分析を行うことが重要な手掛かりとなる。
本報告では、特に江戸時代から、明治維新直後の仮刑律、新律綱領・改定律例を経て、治罪法、明治刑事訴訟法、大正刑事訴訟法、さらに第二次世界大戦を経て、現行刑事訴訟法、そして現在に至るまでの、我が国の刑事司法システムにおける市民・犯罪被害者の法的位置付けの変遷を素材にして、我が国の刑罰観が、それぞれの時代のそれぞれの社会的背景、さらに刑事司法システムの中で、どのように生成し変遷してきたのかについて検討を行う。 |