ヤマシタ ヒロシ   Yamashita Hiroshi
  山下 洋史
   所属   明治大学  商学部
   職種   専任教授
発表年月日 2013/05/19
発表テーマ 人事評価における一対比較型対数最小二乗ファジィモデル(予稿集pp.108-109)
会議名 日本経営工学会平成25年度春季研究発表大会
主催者 日本経営工学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 慶応義塾大学
発表者・共同発表者 臧 巍,大野 高裕
概要 本研究では、下記のような特徴を持つ「一対比較型対数最小二乗ファジィモデル」を提案し、その実証分析によりモデルの妥当性を確認している。
①一対比較法を用いることにより,評価者が「総合評価」を行う際の複雑な価値判断が簡素化され、評価者の弁別能力にかかる負荷が軽減される。
②被評価者iとi 'の間での総合評価の比として与えられる一対比較データを対数変換することにより、パラメータ(評価要素jのウェイトwjと、評価段階kのメンバーシップ値fk)の最小二乗解を導くことができる。
③一般的な一対比較法では,AHPの5段階評価(1,3,5,7,9)のように,予め尺度値を与えているが、本研究の提案モデルでは、こうした尺度値fkの対数最小二乗解を推定することができる。また、このfkにより「優れた被評価者(看護士)の集合」というファジィ集合に対するメンバーシップを推定することが可能になる。