イマムラ テツヤ
IMAMURA TETSUYA
今村 哲也 所属 明治大学 情報コミュニケーション学部 職種 専任教授 |
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発表年月日 | 2016/11/03 |
発表テーマ | 日本における拡大集中許諾制度の導入をめぐる議論 |
会議名 | 2016 KOREA-CHINA-JAPAN NETWORK WORKSHOP ON COPYRIGHT |
主催者 | The Korea Copyright Law Association |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(招待・特別) |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
開催地名 | ソウル, 韓国著作権委員会 |
概要 | 2016 KOREA-CHINA-JAPAN NETWORK WORKSHOP ON COPYRIGHTにおいて研究内容を報告するとともに、意見交換を行い、研究に必要な資料得た。
今回のWORKSHOPのテーマは,「韓国、中国、日本の最近の著作権の話題」、「韓国、中国、日本における著作権に関する課題をめぐる協力のあり方に関する討議」であり、各国を代表する研究者から、著作権をめぐる問題について,各報告がなされた。出張者自身は、最近、科研費の成果として執筆した論文を素材に、「日本における拡大集中許諾制度の導入をめぐる議論」について、報告を行い、韓国の研究者とディスカッションをした。コンテンツ資産の権利処理の円滑化と利用促進に関連する報告が多く、有益な資料を得ることができた。 具体的なテーマを挙げると以下のようなものである。 ・著作権侵害のオンラインの場所提供者に対する責任に関する研究 ・著作権に関するSNS上のキーワードに関する実証分析で、利用者が著作権に関してどのような問題意識を持っているかを明らかにした研究 ・中国における著作権法改正提案を巡る問題 ・日本の著作権法の最近の法改正についての報告 ・韓国著作権法改正に関する報告 ・インターネット以後の時代における著作権法のあり方 ・日本における次世代著作権法制のあり方 ・韓国における著作権の将来 また、会議の開催中に、韓国、中国の研究者および日本の研究者から、科研費の研究テーマに関連するいくつかの課題について意見交換を行うことができた。大部の資料を入手したので研究に関連する部分についての分析を進める予定である。 |