ヤマシタ ヒロシ   Yamashita Hiroshi
  山下 洋史
   所属   明治大学  商学部
   職種   専任教授
Date 2014/10/19
Presentation Theme KL情報量最小化基準によるファジィ事象のメンバーシップ値推定モデル(講演論文集pp.186-189)
Conference 第53回日本経営システム学会全国研究発表大会
Promoters 日本経営システム学会
Conference Type Domestic
Presentation Type Speech (General)
Contribution Type Collaborative
Venue 愛知工業大学(名古屋市)
Publisher and common publisher 村山 誠,山下 洋史,権 善喜
Details 本研究では、松丸・山下ら(1992)の「メンバーシップ値推定モデル」に対して、新たにファジィ事象の確率を導入した「メンバーシップ値分析モデル」を提案している。このモデルは、事前確率と事後確率のみならず、ファジィ・メッセージを受信したもとでの「ファジィ事象の確率」が経験的に既知であるときに、松丸・山下らのモデルでは比のみしか得られなかったメンバーシップ値に対して、そのスケール(倍率)を表すパラメータを導入することにより、メンバーシップ値そのものを推定するための分析モデルである。さらに、サイコロを用いたゲームの実験により、サイコロの目の生起確率(事前確率と事後確率)およびファジィ事象の確率のデータを収集し、本研究の提案モデルの実証分析を試みることににより、提案モデルの妥当性・有効性を検討するとともに、ファジィ事象の確率とメンバーシップ値との間の関係を検討している。