フルヤマ ユウギ
Furuyama Yugi
古山 夕城 所属 明治大学 文学部 職種 専任准教授 |
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発表年月日 | 2003/12 |
発表テーマ | 重層武具と市民イデオロギー |
会議名 | 駿台史学会 |
主催者 | 駿台史学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 東京(明治大学) |
概要 | 近年における重装歩兵戦術の発生論的研究を踏まえて、重装武具が非日常空間である戦場では、戦士本人の死と殺害による血の穢れを象徴するものであり、戦士たちの「美しく死ぬ」資格を表象したことを確認し、アテネでは武装自弁できない下層市民への軍事植民時に国家からの供与があった点に注目し、重装武具は身に着ける者に社会における特別な地位と役割を与え、それを持たざる者との差別化を示したと同時に、国家権力のイデオロギー装置として機能したことを論じた。 |