ヤマシタ ヒロシ
Yamashita Hiroshi
山下 洋史 所属 明治大学 商学部 職種 専任教授 |
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発表年月日 | 2019/11/10 |
発表テーマ | 韓国語教育における低エントロピー源としてのハングル文字(講演論文集,pp.282-285) |
会議名 | 第63回日本経営システム学会全国研究発表大会 |
主催者 | 日本経営システム学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 神戸学院大学(神戸市) |
発表者・共同発表者 | 権 善喜,鄭 年皓,山下 洋史 |
概要 | 本研究では、本における韓国語教育の活性化に向けたアプローチについて検討している。その際、ハングル文字が母音と子音の組み合わせによって、非常にロジカルに構成されていることに注目し、こうしたロジカルな構成が、文字を覚える人から複雑性や多様性を奪い取るという意味で、韓国語教育の「低エントロピー源」として位置づける研究視座を提示している。その上で、韓国語の母音と子音の組み合わせた音(おん)に関するハートレー・エントロピーと、日本語の文字(ひらがな・カタカナ・漢字)のハートレー・エントロピーを比較し、前者よりも後者の方がハートレー・エントロピーが大幅に大きくなることを指摘し、こうした「低エントロピー源」としての性格が、韓国語教育の活性化に果たす役割を考察している。 |