フルヤマ ユウギ
Furuyama Yugi
古山 夕城 所属 明治大学 文学部 職種 専任准教授 |
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発表年月日 | 2017/11 |
発表テーマ | アルカイック期クレタにおけるギリシア碑文の「暗黒」と「空白」 |
会議名 | 古代ギリシア文化研究所 |
主催者 | 古代ギリシア文化研究所 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 東京(東京大学) |
概要 | クレタ島内の現存する法碑文と私的銘文の分布状況と出現時期を数量化して分析し、私的銘文が前7世紀と前前6世紀後半~前5世紀前半の2つのピークをもって出現し、前半では祭礼空間に多く存在したが、後半には祭礼空間から姿を消し、ほぼ生活の空間のみに少数かつ貧弱になる一方、法碑文の多くがアルカイック期にとくに前6世紀後半に集中し、聖別空間で支配的な文字表象となることを明らかにし、くれた社会における文字表現に対する消極的態度と公的分野での高度なリテラシーの展開が存在することを示し、地域間・社会階層間に横たわる文字利用のギャップにポリスにおける法の社会化の核心的問題があることを述べた。 |