キシ マキコ
KISHI MAKIKO
岸 磨貴子 所属 明治大学 国際日本学部 職種 専任教授 |
|
発表年月日 | 2015/06/06 |
発表テーマ | 異文化間教育学における実践・現場への接近法ー現場へのまなざしを研究行動へ展開する |
会議名 | 異文化間教育学会第36回大会 |
主催者 | 異文化間教育学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(招待・特別) |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
開催地名 | 千葉大学 |
概要 | 2015年6月に開催される第36回大会において、研究委員会では「異文化間教育学における実践・現場への接近法―現場へのまなざしを研究行動へ展開する」と題して、特定課題研究(パネルディスカッション)を行います。第35回大会特定課題研究「実践をまなざし、現場を動かす異文化間教育学とは」の議論をさらに深めたいと考えています。今回は、研究という営為を「その新たなまなざしの行動への展開」ととらえ、研究の接近法に視点を転じます。どのようなデータから、どのように研究知見を析出し、その成果をどのように表現することによって、異文化間教育研究の実践への新たなまなざしを研究という営みの中に編み込めるのか。そして、その成果を、誰に向けてどのように伝えることで、現場を動かし、その成長と変革に寄与できるのかを検討します。そのために、文化的多様性の実践・現場で多角的で複層的なまなざしをもって研究を試みている研究者に登壇いただき、自身の研究について語っていただきます。その研究のプロセスを共有した上で、異文化間教育学の接近法について議論します。
大会に先立ち、下の日程で公開研究会を開催いたします。3名の研究者が、自身の研究に関して、実践への接近の仕方や解釈・考察における自分の立ち位置について語ります。この3名の内省をもとに、大会当日の議論の前段階として、文化的多様性をもつ社会的文脈である現場とそこで営まれている実践に対し、異文化間教育研究は多様なまなざしをもってどのように接近し、そこから学問的知見をいかに生成することができるのかを議論します。 |