オザワ ヨシアキ
OZAWA Yoshiaki
小澤 芳明 所属 その他 職員 職種 職員 |
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発表年月日 | 2012/09/09 |
発表テーマ | 科研費採択率向上を目指す研究課題構想初期段階での誤認識抑止のための施策 |
会議名 | 大学行政管理学会第16回 定期総会・研究集会 |
主催者 | 大学行政管理学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 科学研究費助成事業(以下、科研費)採択の大幅な増加には、「採択率の改善」が効果的であることを報告した。事務局にて科研費申請調書のあるべき姿をきっちりと認識・共有した上で、研究者が書いた申請調書について加筆・修正箇所を適切に案内することであった。最近になって、科研費採択率向上のカギを握る「科研費獲得経験のない研究者」の申請調書において、研究課題の設定そのものに欠陥がある、あるいは目標達成のための方法論(進め方)が適切でないなど、研究構想段階での誤認識が多く見受けられることが明らかになってきた。これらは、卖なる事務的なチェックでは抑えることができないほか、科研費獲得経験がない研究者が連敗し続ける構図を生じ、組織全体の採択率が伸び悩む大きな要因ともなっている。本テーマでは、研究構想段階での誤認識を分類し、さらに頻度分析を行うことで、科研費獲得経験のない研究者に対して、どのような情報をどのタイミングで提供し、どのようなチェックやディスカッションを行いえばよいかについて提案を行う。 |