スズキ タケト
SUZUKI Taketo
鈴木 健人 所属 明治大学 情報コミュニケーション学部 職種 専任教授 |
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発表年月日 | 1997/08 |
発表テーマ | 「世界戦争の時代とアメリカの対ソ戦争目的―ジョージ・ケナンの構想をめぐって―」 |
会議名 | 「第22回アメリカ史研究者夏季セミナー」 |
主催者 | 厚生年金会館、大濠荘(福岡市) |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 米国はウィルソン主義的な理念に基づいて第一次大戦と第二次大戦に勝利をおさめ、また同様の理念をもって冷戦に突入した。これに対してケナンはウィルソン主義を批判し、伝統的な勢力均衡の考え方によって外交政策を展開するよう主張した。ケナンは権力政治の視点から、戦争勃発の場合には、ソ連の軍事的弱体化をもたらすだけで良いと主張し、ソ連の民主化を促すというウィルソン主義的な戦争目的の設定を退けた のであった。(米国留学中に収集した一次史料と平成7年度広島市立大学海外旅費によるプリンストン大学での史料調査に基づく政治史的研究) |