ノグチ ユタカ
NOGUCHI Yutaka
野口 裕 所属 明治大学 理工学部 職種 専任教授 |
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発表年月日 | 2018/01/06 |
発表テーマ | 有機ELデバイスの動作機構解析 |
会議名 | 応用物理学会関西支部セミナー「光機能の新展開〜有機ELデバイスの新展開〜」 |
主催者 | 応用物理学会関西支部 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(招待・特別) |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
開催地名 | 大阪私立大学 |
発表者・共同発表者 | 野口 裕 |
概要 | 有機半導体素子の多くは積層構造を持ち、その結果生じる素子内の界面は機能発現の重要な場となる。我々は、金属/有機膜界面における電荷注入、有機/有機界面における電荷蓄積特性に着目し、変位電流評価法(DCM)を用いた有機半導体素子の動作機構解析を行ってきた。本講演では、DCMを有機発光素子の動作・劣化機構解析に適用した結果について述べる。特に,積層型有機EL素子において,有機蒸着膜の自発的配向分極に起因した分極電荷が引き起こす電荷注入・蓄積現象と劣化特性について述べる.また,DCMの応用例として,電解質と注入キャリアとの相互作用により複雑な動作特性を示す電気化学発光セルの動作機構解析結果についても紹介する。 |