ヤマシタ ヒロシ
Yamashita Hiroshi
山下 洋史 所属 明治大学 商学部 職種 専任教授 |
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発表年月日 | 2013/09/01 |
発表テーマ | SCMとサプライネットワーク・マネジメント(SNM)(予稿集pp.93-96) |
会議名 | 工業経営研究学会第28回全国大会 |
主催者 | 工業経営研究学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 大阪市立大学(大阪) |
発表者・共同発表者 | 金子 勝一 |
概要 | 本研究では、ネットワーク型組織の特徴を整理し、多くのSCMが実際にはサプライネットワーク・マネジメント(SNM)であることを指摘した上で、このSNMの基本型を、3つのタイプ(調達並行型,供給並行型調達・供給並行型)に分類する視点を新たに提示している。次に、こうしたSNMにおける調達・供給の「並行性」はサプライネットワーク(SN)の同期化の問題を複雑化させるため、この複雑性を低下させるような「低エントロピー源」が必要となるとする「SNMの並行性におけるTOCの低エントロピー源フレームワーク」を提案している。これにより、SNMの並行調達においても、ボトルネックにSN全体を合わせ込むTOCのロジックが、シンプルなスケジューリングを可能にすると同時に、そのボトルネックを並行調達にすることでボトルネックの生産能力が改善(向上)するという意味から、SNMの並行調達においてもSCMと同様に、TOCが「低エントロピー源」の役割を果たしうることを示唆している。 |