サカイ カズオ   Sakai Kazuo
  阪井 和男
   所属   明治大学  法学部
   職種   専任教授
発表年月日 2013/02/22
発表テーマ 感情によるワークショップ効果測定法の提案 ~創造的なワークショップでは課題提起者の感情はどう変化するか~
会議名 思考と言語研究会(TL)研究会
主催者 電子情報通信学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 明治大学文明とマネジメント研究所セミナールーム
発表者・共同発表者 阪井和男・内藤隆
概要 2013年2月22日 ~ 2013年2月23日
創造的なワークショップを作るために,代表的な創造技法といわれる発散収束法を逆転させた「交流制約法」を提案している.この方法の特徴は,参加者間のコミュニケーションに「収束」「発散」の順で制約をかけることにある.これまで社会人を対象として20回以上実施してきた「交流制約法」の実施結果を評価・解釈するために,課題提起者の感情に焦点を当てたワークショップ効果測定法を提案する.これは,課題提起者の感情が「収束」と「発散」の各段階でどう変化したかが,課題提起者や参加者の満足度と相関するとの仮説に基づくものである.これを検証するため,心理学の交流分析におけるPACモデルによる談話分析を行い,アプターが提唱した動機付けのリバーサル(反転)理論の枠組みを適用する.その結果,参加者の満足度は課題提供者の感情変化ともっとも強く相関する(相関係数0.65)ことが明らかになった.このことは,課題提起者の感情変化が参加者の満足度に影響する可能性を示唆している.さらに,感情の反転ダイナミクスは,コネクショニストモデル(PDPスキーマモデル)を拡張した連想型スキーマモデルによるカオス的遷移によってシミュレーションできることを示す.