オオグス エイゾウ
Ogusu Eizo
大楠 栄三 所属 明治大学 法学部 職種 専任教授 |
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期間 | 2021/09~2021/09 |
活動形態 | 学術貢献活動 |
タイトル | 「抵抗する女伯爵」パルド=バサン没後100周年記念講演会 |
種別 | その他 |
役割 | 企画立案・運営等,パネル司会・セッションチェア等 |
国際学術貢献 | 貢献した |
主催者・発行元 | インスティトゥト・セルバンテス東京 |
場所・掲載箇所 | 〒102-0085 東京都千代田区六番町2-9 セルバンテスビル |
対象 | 研究者,社会人・一般 |
概要 | 〈スペインの女性で初めて〉は,エミリア・パルド=バサン(1851-1921)を紹介する際の常套句である――フランス自然主義を擁護(1883年),男性しか入会を認めなかったマドリード文芸協会で講演(1887年)会員へ(1905年),公教育美術省の委員に(1910年),マドリード大学教授へ(1916年)。ただ,彼女の活動はこれらに留まらず,スペインで初めて女性労働者によるストライキを描いた『煽動者』(La Tribuna,1883年)など20作の長編小説,600本もの短編創作のほか,闘うフェミニストとして男女同権を訴えるジャーナリズム活動を展開,月刊誌や女性向け叢書(スチュアート・ミルの翻訳など)の刊行をとおし女性の啓蒙活動にも取り組んだ。
没100年を迎えるにあたり,スペインでは数多くの学会やイベントが開催され,多方面から再評価が進められている。そこで本講演会では,大楠の司会と作家・作品概説につづき,パルド=バサン研究の第一線でご活躍のお二人に,作家とその作品がいかに表象されてきたか,また彼女の日本への視線についてお話しいただき,パルド=バサンの実像にせまることができればと考えている。 |
researchmap用URL | https://www.flickr.com/photos/instituto_cervantes_tokio/albums/72157719867994536 |