サクヤマ タクミ   SAKUYAMA Takumi
  作山 巧
   所属   明治大学  農学部
   職種   専任教授
項目区分 その他職務上特記すべき事項
期間 2024/05/09
事項 コメントの掲載(「野菜価格上がらぬ事情 20年で3割高、果物2倍と広がる差」『日本経済新聞』)
概要 価格上昇幅の差が大きい根底には、果物と野菜の「位置づけの違い」がこの間に明確になったことがある。明治大学の作山巧教授(農業経済学)は「果物は嗜好品として食味などの付加価値を高めたが、野菜は調理が前提で料理の具材などとしての位置づけが変わらなかった」と指摘する。 果物は味わいなどを差別化したブランド化が進む。作山氏は「果物に対して香りや見た目、味わいを特に重視するのは日本ならではだ」と話す。代表例がブドウ「シャインマスカット」だ。農業・食品産業技術総合研究機構が06年に品種登録した。爽やかな風味のほか、皮ごと食べられる。巨峰など従来の黒系ブドウとは大きく異なる。